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スマレジの適合条件を、公式記載と一次情報だけで確認する

自動釣銭機と連動させたいパティスリー開業者へ:連動はできます。ただし配線とWindows PCが条件に入ります

先に結論

タブレットPOSと自動釣銭機の連動は、公式に提供されています。 この点では適合します。

ただし公式が要件として挙げているのは機器だけではありません。有線LAN・Category6以上のケーブル・Windows PCの3点が、開業前の準備リストに追加で乗ります。

三段論法

内容
前提1タブレットPOSと自動釣銭機の連動を必須条件とする開業前の1店舗。導入費用が他社比5倍
前提2公式に記載のある自動釣銭機はグローリー製 RT-300/RT-380/N300。Wi-Fi不可で有線LAN必須、変換器 REX-ET60/REX-ET62 経由、Category6以上のLANケーブル、設定ツールはWindows PCのみ動作(macOS不可)、購入は申し込み制
結論適合。 連動は公式に提供されている。ただし配線工事とWindows PCが追加要件として確定する

出典:スマレジ・ヘルプ 自動釣銭機(RT-300 / 380 / N300)とは

「5倍」の中身を分解する

一次情報として、明大前でパティスリーを開業予定のオーナーが検討記録を残しています。

「タブレットposレジでなおかつ自動釣銭機と連動している」点でスマレジを検討

やはり導入費用が普通の入れるより5倍は高いからそこがね…

これはスマレジのブランディングにやられてるんじゃないか?

note(tatre開業日記・2020/10/20)

最後の一文が示しているのは、5倍という数字の内訳が本人にも見えていないということです。公式記載から分解すると、機器以外に次が乗ります。

項目公式の記載
有線LAN配線「自動釣銭機はWi-Fi(無線LAN)ではご利用いただけません。LANケーブルを使用した有線接続での配線が必要です」
LANケーブルLANケーブルはCategory6以上
変換器REX-ET60/REX-ET62。本体と併せて購入するため別途用意は不要
Windows PC設定ツールはWindows PCでのみ動作(Windows 10以上を推奨)。macOSでは動作しない

5倍の差は、釣銭機本体だけでなく、この配線とPCを含めた合計で発生しています。変換器は本体とセットのため追加購入は不要ですが、ケーブルとPCは店側の準備です。

開業時に効く順序の問題

内装工事の後で「有線LANが必要」と分かると、配線をやり直すことになります。パティスリーは製造設備の配置が先に決まるため、レジ位置とLAN配線を内装設計の段階で確定させる必要があります。

順序としては次になります。

  1. 自動釣銭機を使うかを先に決める(Wi-Fi不可のため、後から変えると配線が増える)
  2. レジ位置を確定し、内装図面にLAN配線を入れる
  3. Windows PCを用意する(常設は不要。初期設定と設定変更時のみ)
  4. 購入を申し込む(オンライン完結ではなく、サポートへの連絡が必要)

向かない条件

開業時にWindows PCを用意できない事業者、および有線LANを敷設できない物件には向きません。

確認事項